エンジン周辺部品からのカラカラ音として、オーバーヒートに関連した、ウォーターポンプの故障・不具合というものがあります。
ウォーターポンプとは、ラジエターで冷やした冷却水をエンジンの回転を利用して循環させるポンプのことで、高温になったエンジンを冷やす元となる、重要な役割を果たしているパーツです。
ウォーターポンプの故障は、比較的少ないものではありますが、10万キロに一度のタイミングベルトを交換するときに、同時に交換してしまうことをオススメします。
ウォーターポンプが故障したら?
ウォーターポンプが故障すると冷却水をエンジンに適切に送れなくなり、
車はあっという間にオーバーヒート
してしまいます。

ウォーターポンプ自体が無事であってもクーラント(LLC)が漏れていたり滲んだりしている場合、サーモスタットや配管ホース、ラジエータキャップなどの周辺パーツが劣化していることもあります。
漏れや滲みをそのままにしてしまった結果、冷却水が知らず知らずの内に無くなってしまい、オーバーヒートを起こしてしまうこともあるのです。
いずれの場合も、当然修理が必要になりますが、放っておくと異常高温によってエンジン内部が熱摩耗したり、シリンダーヘッドガスケットが破損したり、最悪の場合エンジンブロックが割れてしまうこともあり、エンジンの修理やエンジン自体の交換が必要になってしまうなど、重症化してしまう恐れがあります。
エンジン本体の故障になると?

ウォータポンプの故障をそのままにしておいて、エンジン自体が壊れてしまうと、さあ大変。
作業工賃が高額なのはもちろん、パーツ一つ一つの単価が高額になるので、一回の修理で10万から30万、
最悪の場合は40万以上の修理費用
が掛かってしまうことも…。
車を乗り換えた方が良いというレベルに発展してしまいます。また、一般的にエンジンパーツは消耗品に当たるので、車の保証に加入していても保証対象外で修理してもらえないこともあります。後悔先に立たずといいますので、やはり一度でもオーバーヒートした車は即修理工場で点検してもらった方が良いでしょう。
ベルト駆動とチェーン駆動

ウォーターポンプは、タイミングベルトで駆動しているものと、タイミングチェーンで駆動しているものがあります。タイミングベルトかタイミングチェーンかは車種によって変わりますが、どちらであっても
部品代は15000円~25000円
とそこまで高いものではありませんので、前述のように取り返しのつかないことになる前に交換してしまった方が無難です。
ただし、交換費用は大きな違いがあって、チェーン方式の場合は、ウォーターポンプ本体を取り外すことが容易な車種が多いのに対し、ベルト方式の場合は、タイミングベルトまで分解しないとウォーターポンプが外れないため、工賃は高くかかるというのが一般的です。
さらに、ウォーターポンプ等の故障により、エンジンのヘッドガスケットが破れてしまっていたら??
ですがいずれにせよ、こうした不具合が起こってしまうと、以下の選択肢で判断するしかないのではないでしょうか。
どうする?? ウォーターポンプ
ウォーターポンプ交換をどうする??
- 異音が出始めている
- 自然には直るものではない
- 自分で交換できない
と、とにかく面倒なことになってしまっていると思いますが、ここではこれからどうすれば良いのか3つの解決策をお話ししています。
これ以上、傷口を大きくしないためには、まずはきちんと交換するべきです。

今のまま走り続けていると、異音がどんどん大きくなっていくばかりか、時と場合によっては水が循環しなくなり、オーバーヒートを引き起こしてしまうので危険です。ですが
・何年乗り続けるのか
・金銭面での問題
・愛車の残存価値
をお考えになられた方が良いでしょう。特に「何年乗り続けるのか」と「愛車の残存価値」は重要で、あまり長く乗らない車に高額なお金をかけて修理するのも考えものです。
愛車の価値とのバランスを考えて修理するようにしましょう。
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2放置しておく
次に、あまりおすすめはできませんが、放置しておくという選択肢もあります。

急に止まってしまうかもという危険を多く孕んでいるので、できれば早く対策するべきですが、
・そろそろ乗り換えする予定
・金銭面で本当につらい
・直すほどの価値もない車
ようであれば、放置の選択もやむを得ないかもしれません。
ですが高速道路走行中や、右折しようとした瞬間に止まってしまうことを考えると、
放置の選択は恐ろしいものとなりますね。